ここでは東京総合研究所の会社概要について解説していきます。
まずは簡単な一覧表があるため以下をご覧ください。
名称 | 株式会社 東京総合研究所 |
提供 |
メールでの投資助言を中心とした投資顧問サービス(会員制) |
顧問料 | 成功報酬型:年会費30万円+利益の20%(コースにより異なる) |
会社HP | https://www.888.co.jp |
所在地 | 本店: 〒106-0032 東京都港区六本木7-7-7 tri-SevenRoppongi 事務所 :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 1-8-4 EBISU ONE 6F |
電話番号 | 0120-700-888 |
代表 取締役 |
大山 充 |
営業資格・登録番号 | 関東財務局長(金商)第2507号 (投資助言・代理業) |
それでは以下で東京総合研究所について、細かく見ていきましょう。
東京総合研究所の投資顧問契約の仕組み
東京総合研究所は、メールでの投資助言を中心とした投資顧問サービスを行っています。
投資顧問会社は活動内容によって以下の2種類に分類されます。
- 投資助言・代理業者
→投資情報の紹介や売買の助言を行う - 投資運用業 →投資の運用代行を行う
東京総合研究所は「投資助言・代理業者」で、投資情報の紹介や投資助言をしてくれます。
では「投資助言・代理業者」とはどのような仕組みなのでしょうか?
※筆者作成:顧問契約の概要図
「投資助言・代理業」とは、投資対象ごとに売買の細かい指示を出し、その見返りとして顧問料を受け取るビジネスモデルです。
東京総合研究所では、売買指示のために最初に「会費」を、さらに売買で発生した利益に対して「成功報酬」を受け取ります。
料金プランはコースによって以下のように設定されています。
コース種別 | 会費 (税別) |
期間 | 成功 報酬 |
株式コース | 300,000円 | 1年間 | 20% |
先物 オプション コース |
300,000円 | 1年間 | 20% |
先物 トライアル |
150,000円 | 3ヶ月 | なし |
一銘柄 厳選コース |
50,000円 | 一回配信 | なし |
Web動画 サービス |
15,000円 月々12,000円 |
1ヶ月のみ 6ヶ月間 |
なし |
各コースによって会費や契約期間、成功報酬の有・無は異なります。
東京総合研究所の各コースの詳細については、以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。
東京総合研究所には大きく6つのコースが用意されています。 この記事では東京総合研究所の各コースについて詳しい内容を紹介します。 どのコースにしようか悩んでいる方、ぜひコース選びの参考にしてみてくださいね。 東京総合研究所の5種[…]
資金は預けず、各自証券口座が必要
東京総合研究所は投資助言のみ行っているので、投資の運用代行はしていません。
つまり投資の運用自体は自分で行うため、証券口座の開設を自分で行う必要があります。
なお証券口座開設のやり方など、わからないことは東京総合研究所に質問できるのでご安心ください。
口座開設や投資商品の売買を自分でやらなくてはいけない手間はありますが、資金管理を自分で行えることから、投資顧問会社にお金を勝手に使われている心配はない点は安心できますね。
リアルタイムの指示メールでトレード
投資助言の方法ですが、メールで指示情報が送られてきて、それを元に取引を行う仕組みです。
リアルタイムで「○○株をこのタイミングで××個買って」や「△△を今、□□個売って」などの指示がメールできて、それに従って投資を行えば利益が狙えるといった感じです。
実際の売買指示のメールの内容が以下の画像です。
※東京総合研究所から届いた売買指示メール
指示内容については以下の通りになっています。
・「新規」…新たに注文を出す
・「返済」…該当する保有中の建玉を決済
・「残玉」…保有中の建玉を示しす
・「済み」…すでに決済された取引を示す
・「225」…日経平均先物225
・「PUT」…日経平均先物オプションプット
。「CALL」…日経平均先物オプションコール
どこの金融機関の系列でもない
「独立系」の投資顧問
投資顧問会社には、大手証券系・信託銀行系・独立系・外資系など、どこかの金融機関と繋がりがあることが多いです。
このうち東京総合研究所は「独立系」にあたります。
では「独立系」の投資顧問の良さとはどのようなものがあるのでしょうか?
たとえばAという金融機関の傘下である、投資顧問会社Bで投資顧問契約したとしましょう。
投資顧問会社BはAという金融機関の傘下であるため、どうしてもAで扱う金融商品の売買を勧めるなど、中立的な指示を出しにくくなります。
しかし東京総合研究所のような独立系の投資顧問会社は、「どこの金融機関にも属していない」ので、顧客の利益を最優先に考えて投資商品を選べるといえるでしょう。
以上のことから、独立系の投資顧問会社は中立性が高く商品選択に縛りもないので、「投資家に一番合う、利益が一番狙える」投資商品の選択と助言ができるといえます。
成功報酬型
東京総合研究所は入会費と別に、利益の都度発生する成功報酬型の料金システムになっています。
たとえば「株式コース」では年会費30万円(税別)+成功報酬20%の料金設定です。
もし年間利益が100万円だった場合、1年間の費用は、
- 30万円+100万円×20%=50万円(税別)
となります。
利益が生まれた分だけ費用が高まる感じですね。
参考までに、成功報酬型の料金システムを採用している他社と、東京総合研究所の料金を比べてみましょう。
会社名 | 固定費(年会費) | 成功報酬 |
東京総合研究所 | 30万円/年 (税別) |
利益の20% |
投資顧問会社C | 5万円~/月 (60万円~/年) |
利益の20% |
投資顧問会社D | 5万円/月 (税込) |
利益の21.6% (税込) |
投資顧問会社E | 101万8千円 (税込、360日) |
利益の20% |
投資顧問会社によって年会費の金額は大きく異なりますが、成功報酬はおおむね20%前後です。
他社と比較した上のデメリットとして、東京総合研究所は年間契約のみで、月割りの契約ができないことが挙げられますね。
東京総合研究所の投資顧問契約の仕組みについては以上になります。
では続いて、東京総合研究所のオフィスの紹介をしていきます。
東京総合研究所のオフィスってどんなところ?
東京総合研究所のオフィスはJR恵比寿駅から徒歩2分のところにあります。
実際にオフィスを訪問することもでき、代表の大山氏に会って話をすることもできますよ。
恵比寿駅から徒歩2分のオフィス外観
オフィスの様子
引用:東京総合研究所公式HP
投資顧問会社は、自分の投資の成否を預ける「運命共同体」ともいえる存在。
実際に訪問して代表や社員の方と話せるのは安心できますよね。
東京総合研究所の運営体制
最後に、東京総合研究所の運営体制についてみていきます。
「東京総合研究所がどれだけ信頼できるのか」を判断するための参考情報を集めたので、ぜひ活用してください。
解析システムが「東久邇宮 文化褒賞」を受賞
東京総合研究所では「モンタナ」という統計学をベースにした解析システムを用いて、投資助言を行っていると先述しました。
この「モンタナ」は代表の大山 充氏が2009年に作ったもので、2016年に「東久邇宮(ひがしくにのみや) 文化褒賞」を受賞しています。
引用:東京総合研究所公式HP
東京総合研究所が自信をもって投資顧問を行っているのは、外部にも評価された「モンタナ」とそれを作った代表の大山氏があってこそといえるでしょう。
引用:東久邇宮記念会wikipedia
投資助言・代理業の営業資格を取得
東京総合研究所は投資顧問会社の中でも、「投資助言・代理業」を行うことは先述させて頂きました。
実はどの会社でも「投資顧問」を行えるわけではなく、金融庁に投資顧問業者として登録し、営業資格を得た会社だけが投資顧問の活動を行えるのです。
もちろん東京総合研究所も営業資格を取得しているので「投資助言・代理業」を行うことができます。(関東財務局長(金商)第2507号)
引用:金融庁 – 金融商品取扱業者
なお、営業資格の取得も誰でも行えるわけではなく、
- 業務を営むのに適切な人材がいること
(金融で3年以上の実務が目安) - 業務を適切に行える社内体制があること
- 500万円を供託金として納めること
- 登録拒否事案に該当しないこと
これらの条件をクリアしてようやく営業資格を取得できます。
金融庁の厳しい審査を経て営業をしているため、安心して投資顧問契約を結べるのではないでしょうか?
「株ブログ」や「Youtube」で情報発信
東京総合研究所では、無料で「株ブログ」というブログ配信とYoutubeでの動画配信も行っています。
「株ブログ」は、2007年6月から始めていて、2020年9月時点で約1700万のページビューともうすぐ8000記事に届くコンテンツ量を誇っています。
代表の大山氏の気合を感じる過去記事も多数あるので、興味のある方は一度「株ブログ」を読んでみるのもオススメです。
引用:株ブログ
さて、「株ブログ」とは反対にYoutubeの方は最近力を入れているようで、毎日平均1~2本の動画をアップロードしています。
2020年9月時点で、チャンネル登録数18.700人、平均動画再生数10,000回ほど。
東京総合研究所のYoutubeチャンネルでは、主に「テクニカル分析」を扱っているので、こちらも興味のある方は一度視聴してみるのもオススメです。
新しい発見があるかもしれませんよ。
引用:東京総合研究所Youtube
まとめ
東京総合研究所について、顧問契約の仕組み・オフィス・運営体制を中心に説明してきました。
東京総合研究所の特徴として
- 独立系の投資顧問会社である
- オフィスを直接訪問可能
- 代表、大山氏の投資経験が豊富
上記4つが挙げられます。
解析システムを参考に、「人間の判断だけに頼らない、ロジカルな投資」を行っていて、「独立系」なので中立性もある。
これらは他の投資顧問会社と異なる特徴といえるでしょう。
冒頭にも述べた通り、投資顧問会社の情報はなるべくたくさん集めてから「自分の投資を預ける」決断をしたいですよね。
この記事やサイトの情報が読者のよりよい投資につながれば、筆者としても嬉しい限りです。